サッカー日本代表(FIFAランク18位)がシリア代表(同92位)に5発大勝した。1トップのFW上田綺世(フェイエノールト)が2ゴールで勝利に貢献した。

1-0の前半37分、DF伊藤洋輝(シュツットガルト)の左クロスをMF伊東純也(スタッド・ランス)が頭で折り返したボールに右足を合わせて追加点を記録。続く40分にふたたび伊東からのパスに合わせてゴールを決めた。前半32分にMF久保建英が先制点を決めてから、8分間での3得点。相手の戦意を折った。「チームとしても、結果がすべての試合だったので」と、自身の得点よりもチームの勝利を喜んだ。

16日のミャンマー戦ではハットトリック。21年にFW大迫勇也(神戸)が記録して以来歴代4人目となる国際Aマッチ2試合連続ハットトリックとはならなかったが、2試合5発と、連続での先発起用に応えた。「FWはワンプレーで流れを変えたり、士気を上げたりできる。FWに可能性を感じてくれれば、仲間も頑張れると思う」と、ストライカーとしての責任感も口にした。