日本サッカー協会(JFA)は11日、26年W杯北中米大会アジア2次予選で対戦する北朝鮮とのアウェー戦(26日)が、予定通り平壌で開催されることになったと発表した。

キックオフは現地時間の午後5時で日本との時差はない。JFAによると、アジア・サッカー連盟(AFC)が平壌へ視察に出向き、この日までに平壌開催で変更なしと正式に通達を受けたという。AFCは5日までに会場の平壌・金日成競技場や宿泊施設等を視察し、開催に支障はないと判断していた。

女子のなでしこジャパンも、パリ五輪アジア最終予選で北朝鮮と対戦。しかしAFCの視察団が平壌に入れず、定期便もないことから、中立国のサウジアラビア・ジッダでアウェーの第1戦が開催された。試合3日前まで開催地が正式決定せず、海外組が余計な長距離移動を強いられていた。

森保ジャパンは21日にホームでの第1戦として、東京・国立競技場に北朝鮮を迎え撃つ。男子が平壌で北朝鮮と戦うのは、11年11月15日に0-1で敗れたW杯ブラジル大会アジア3次予選以来5度目。過去4戦して2分け2敗と勝ったことがなく、かつ得点すらゼロという鬼門になっている。