U-23(23歳以下)日本代表が、パリ五輪(オリンピック)切符を争うアジア最終予選を兼ねた大会第2戦でUAEと対戦し、2-0で勝利。決勝トーナメント進出を決めた。

前半27分、先制点となるヘディングシュートを決めたDF木村誠二(22=サガン鳥栖)。先制のシーンは、左CKのこぼれ球を右で受けたMF山本の左足クロスに合わせ、ヘディングシュート。これが左ポストに当たり、ゴールに決まった。

初戦の中国戦ではベンチスタートも、前半17分に退場した西尾隆矢(セレッソ大阪)に代わって出場。厳しい守備で1-0の勝利に貢献していた。

この日の初先発のチャンスでは、持ち味のヘディングで相手のロングボールを封殺。攻撃でも見事に結果を出した。

木村誠二の一問一答は以下の通り。

 

-試合を振り返って

木村 今日も相手のFWはヘディングが強かった。常に1人がチャレンジ、1人カバーするとセンターバックの(鈴木)海音と共有していた。サイドバックの関根と(大畑)歩夢もよくやってくれた。

-攻撃でも得点で存在感を出していた

木村 (山本)理仁からいいボールが来た、当てればゴールのボールだったので、あれはほとんど理仁の点。

-パリ切符へ向けて高めたいところ

木村 攻撃は相手のプレスに苦しんで、簡単に前に蹴ったり、ビルドアップできなかった。守備もヘディングはほとんど前で触れず、後半1本目も危なかった。つき詰めれば直せる点は多い。直せばもう1つ上のレベルにいける。練習で声をかけあいながら修正できれば。

【動画】日本先制!山本理仁の完璧なクロスを木村誠二が叩き込む!>>