U-23(23歳以下)日本代表が29日、パリオリンピック(五輪)アジア最終予選兼アジアカップ(杯)カタール大会準決勝イラク戦に臨む。MF藤田譲瑠チマ主将(22=シントトロイデン)は28日、試合会場で行われた公式会見に出席。勝てばパリ五輪切符を獲得する一戦だが、目の前の勝負に集中することを明かした。

大きな勝負での心持ちを問われると「まずはそんなにパリ行きのことは考えたくないと思います」とキッパリ。「その上で目の前の1試合に集中すること、チームが勝つために自分の100%を出したい」と力を込めた。

大会前の練習試合でも対戦したイラクについて「フィジカル面に優れた選手がいるので気をつけたい」と警戒。外国メディアから、準々決勝カタール戦で延長戦までもつれたコンディション面の不安を聞かれると「正直昨日はとても疲れていた。でも3日準備する期間があった。もう疲れていない。120分また戦える」と英語で答えて笑いを誘う余裕をみせた。