FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の日本代表、中村俊輔コーチ(48)が12日、都内で行われた「キリンカップサッカー2026開催記念トークイベント」に登壇した。

自身の日本代表時代を振り返り、初招集された1998年のオーストラリア遠征での出来事を語った。当時はプロ1年目を終えたばかりで、「緊張していて、雰囲気も分からなかった」と明かした。チームバスで「一番後ろに行け」と言われ、何も知らずに「キング・カズ」こと三浦知良の席に座ってしまったという。「カズさんが来られて、いじられたりした」と会場を笑わせた。

中村さんは2000年2月のアジア杯予選でA代表デビュー。同年のキリンカップ・スロバキア戦では、本職とは異なるウイングバックで出場した。当時は代表で思うようなプレーができずに悩んでいたが、周囲から「お前の良さを出せ」と助言を受けたという。「結局はフィールドに出ないと、自分の価値を示せない。ウイングバックでも頑張れました」と当時の覚悟を口にした。

大会は4カ国によるノックアウト方式で行われ、日本のほか、エクアドル、ニュージーランド、パナマが出場。初戦は10月1日、エクアドルと対戦する。