<ロンドン五輪アジア最終予選:日本2-1韓国>◇第2戦◇3日◇中国・済南オリンピック・スポーツセンター

 1日のタイ戦はベンチから戦況を見守った主将のMF沢穂希(32)がスタメン出場。攻守に活躍した。前半ロスタイムの日本の決勝ゴールは、ゴール左でボールを受けた沢が、中央のFW川澄奈穂美(25)にパス。これを川澄が右へ流し、走り込んだMF大野忍(27)が落ち着いて右足で決めたものだった。沢は試合後「ディフェンスの入り方がバランスが悪くて。中盤が間延びして、そのスペースを相手の選手に使われてしまった。今日の試合をビデオを見て、修正して、次のオーストラリア戦では失敗しないようにしたい」と気持ちを切り替えていた。