日本サッカー協会が2014年度の予算で、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本代表のベスト8入りを想定した賞金分の1400万ドル(約14億円)を計上することが18日、関係者の話で分かった。

 一般会計の収入は過去最高となる約190億円規模を見込んだ。22日の評議員会後に発表する。

 これまでのW杯では2002年日韓大会と10年南アフリカ大会のベスト16が最高で、それ以上の成績を念頭に臨む。

 1次リーグで敗退したチームにも800万ドル(約8億円)が与えられるため、日本協会は大会を主催する国際サッカー連盟(FIFA)からの準備金を含めて最低でも950万ドル(約9億5000万円)を受け取る。

 前回のW杯があった10年度予算では当時の岡田武史監督が掲げたベスト4の目標を基に、4位の賞金2000万ドル(当時のレートで約18億円)を見込んだ。実際はベスト16で900万ドル(同約8億1000円)だった。