J2清水は、14年に監督を解任されたアフシン・ゴトビ氏が残る契約期間の報酬を払わないのは不当として損害賠償を求めて起こした訴訟について、ゴトビ氏と全面的に争う態勢に入った。

 11日に静岡地裁で行われた第1回口頭弁論で、ゴトビ氏が八百長行為が敗因だったと選手を名指しで中傷し、警告に従わなかったことが契約解除の理由とする答弁書を提出。12日には公式HPで「正当性を明らかにしてゆく所存です」との声明を発表。ゴトビ氏の暴言があったことを立証するために今後、スタッフや選手が証人出廷する可能性もある。一方で、クラブ側は「コメントできない」としている。第2回口頭弁論は11月16日に行われる。