東京が昨季のACL王者鹿島に圧勝し、開幕から7戦負けなしの勝ち点17として暫定首位に立った。

序盤に攻勢をかけた。先制点は前半5分。DF小川諒也の左クロスにFW永井謙佑がフリーで頭で合わせ、鹿島GK曽ケ端の両手を弾いてゴールへたたき込んだ。

続く16分、永井と2トップを組むFWディエゴ・オリベイラが追加点。中盤でMF久保建英の浮き球パスを受けた永井がドリブルで持ち上がり、追い越していくディエゴ・オリベイラへスルーパス。ついてくるDF町田を切り返しで振り切り、右足でゴール右を射抜いた。

さらに29分に突き放す。ディエゴ・オリベイラがこの日2点目。久保のパスが相手に当たってルーズボールになったところを中盤で拾うと、DF町田をあっさりとかわしてGKと1対1に。今度は左へ決めた。

鹿島は後半開始からMFレアンドロに代えてMF安部裕葵を左サイドに投入し追撃態勢に。しかし東京は日本代表DF室屋成が突破を許さず、安部を右サイドに追いやった。鹿島の反撃をMFレオ・シルバの後半10分のミドルシュート1本に抑えた東京が快勝した。