日本サッカー協会(JFA)は12日に都内のJFAハウスで理事会を開き、女子サッカーの皇后杯の賞金を増額することを承認した。

今年の第41回大会から優勝は300万円から1000万円。準優勝は100万円から500万円、3位は50万円から300万円となる。23年女子W杯の招致活動を行っていることを背景に、選手のモチベーションのさらなる向上などが狙いだ。

また設立の検討が進んでいる新たな女子プロリーグの準備室メンバーとアドバイザーが選任され、元なでしこ日本代表監督の佐々木則夫氏(61)が室長に就任。「(今後は)11年女子W杯の優勝メンバーにもアドバイザーをしてほしい」とし、21年の実現を目指す考えを語った。