横浜FCのベテランGK南雄太(40)が、18日のホームでの川崎フロンターレ戦に向け真っ向勝負を誓った。

12日の前節ベガルタ仙台戦で、GK六反が負傷退場し、前半12分からピッチに立った。柏レイソル時代の08年11月23日の磐田戦以来、12シーズンぶりのJ1の舞台で、J1でのGKでは最長ブランク出場となった。南は、プロ人生初の途中出場だったことを明かし「(J1に)戻ってきたより、また初めて挑戦するような気持ちに近い。もう1度、J1を目標にやってきて、それが実現できたのは、長くやってきて良かったと感じた瞬間でした」と振り返った。

川崎Fは3年連続タイトルを獲得している王者。前線から激しい守備をかけても、いなされてボールを保持される可能性は高い。南は「そこは想定内」とし「追わずに引いたり、怖がって後ろからつなぐことをやめることがないように、みんなをリードできれば」。フィールド選手は18歳のFW斉藤ら若い選手ばかりで「自分たちが今やってるサッカーをフロンターレ相手にもしっかり出して真っ向勝負して、なおかつ勝利に貢献できれば」と、最後方からチームを支える覚悟を口にした。