アルビレックス新潟は敵地で首位のギラヴァンツ北九州と対戦。終盤の猛攻は実らず1-2で敗れた。

0-2の後半9分、中島元彦(21)の左FKをFWファビオ(23)が頭で合わせて今季5点目を奪ったが、同点に追いつくことはできなかった。

攻撃的サッカーを志向するチーム同士の一戦。前節9日の千葉戦(3○1)と同じメンバーで臨んだ新潟は、開始早々にMF本間至恩(20)がネットを揺らすが惜しくもオフサイドの判定。その後も手数を掛けない効果的な攻撃から決定機を作ったが決めきれずにいると前半11分、ゴール正面で与えたFKをDF福森健太に直接決められた。

試合前日、MF福田晃斗(28)が「全員が強い気持ちで臨めばいい試合に持ち込める」と話していたように、2失点後もチームはしつこくボールを追いかけ回す。運動量で上回った後半は今季ここまで5得点5アシストの本間を中心に好機を何度も作り出す。だが、相手GKのビッグセーブもあり得点に結びつけることはできなかった。新潟は勝ち点29のままで、順位は7位に後退。首位の背中が遠のく敗戦となってしまった。次節は19日、ホームに3位の徳島を迎える。