J1浦和レッズからJ3FC岐阜へ完全移籍した元日本代表MF柏木陽介(33)が17日、オンライン上で、移籍後初の取材に応じた。

柏木は浦和時代の2月沖縄キャンプ中に、クラブの規律に反し、FW杉本健勇(28)と外食していた。2人へは罰金と厳重注意が課されたが、柏木は2度目の規律違反となり、移籍することになった。

冒頭で、改めて謝罪の言葉を口にした。「自分の行動で多大なる迷惑を掛けて申し訳なかったと思っています。浦和で自分に関わった全ての人に感謝していますし、応援してくれて、素直にありがとうございます。本当に反省、反省、反省が2週間ほど続いた中で、前向く努力をしていったところです」。

家族の存在が支えだった。「サッカーをしたい気持ちと、家族に対しても、子どもに対してもサッカーをしている姿を見せたい、という気持ちが強かった。奥さんが『私はサッカー選手だから結婚したわけではない』と言ってくれて、それが大きかった」。元TBSアナウンサーの佐藤渚さんに、背中を押されたことを明かした。