サンフレッチェ広島は19日、「サンフレッチェ夢・チャレンジ大使」にJAXA(宇宙航空研究開発機構)「はやぶさ2プロジェクト」マネジャーで、広島・安芸高田市生まれの津田雄一氏(45)が就任したと発表した。

同大使は「夢を追いかけること」「チャレンジすること」「国際平和」の大切さを、クラブとともに発信していく役目になる。

津田氏は広島の練習拠点である安芸高田市生まれであり、クラブの仙田社長が就任を打診。クラブの目指すスポーツ振興を通した青少年育成及び国際親善、サッカーにおける「挑戦」「努力」「チームワーク」「困難の克服」という、宇宙開発と共通の価値観に津田氏が賛同し、大使就任が決まったという。

世界で初めて小惑星内部の岩石の採取に成功したJAXAの探査機「はやぶさ2」は、20年12月に小惑星の岩石を格納したカプセルとともに地球に帰還し、世界の話題になっていた。

津田氏は「大使の依頼が届く前から、私は広島を応援しておりました」などと自己紹介し「広島の目指すスポーツ振興を通した青少年教育及び国際親善や、サッカーにおける挑戦、努力、チームワーク、困難の克服などの宇宙開発と共通の価値観に賛同しました」などと、熱いコメントを寄せている。