浦和リカルド・ロドリゲス監督(47)が15日、オンライン取材に対応した。チームは現在5位。16日に、14位G大阪(埼玉)と戦う。

-ルヴァンは惜しくも、ベスト4。次に向けて、選手にはどう言葉を掛けた

ロドリゲス監督 これからは、クラブ、チームの目標であるACLに集中しようと話しました。ルヴァン杯は決勝が埼玉スタジアム。出たかったが、C大阪に上回られた。

-ルヴァンのC大阪戦からの課題は

ロドリゲス監督 C大阪戦ではうまくビルドアップが出来なかった。バリエーションがあれば良かった。もっと相手にダメージを与えないといけない。G大阪はポテンシャルが高いチーム。パトリックの高さ、宇佐見の能力の高さもある。特にセットプレーが危険なチーム。

-若い選手が多い。敗戦の次期から学ぶことは

ロドリゲス監督 この試合をホームで負けたと感じている。ホームで2-0に出来なかった。

-今後の戦い方は

ロドリゲス監督 1試合ずつ集中して戦うべき。自分がいいパフォーマンス、いいトレーニングをすれば、将来につながる。3位神戸に対して、年末までに勝ち点4を取らない。リーグの3位、天皇杯からACLに向かっていきたい。どのチームも浦和に勝ちたい気持ちで戦ってくる。残り7試合に、かかっている。全ての試合を決勝だと思って戦いたい。

-選手の状況は

ロドリゲス監督 雰囲気はすごくいい。私もタイにいた時にACLのプレーオフには出たが、本戦には出たことがない。こういうチャンスがあることは光栄なこと。その目標に向かって、戦えている。

-故障者の状況は

阿部は足、興梠は膝に問題があった。2人は練習は出来ているが、試合はまだのところ。トーマス・デンは五輪後に、以前抱えていた痛みが出てきた。

-日本代表が12日に、浦和のホームの埼玉スタジアムでオーストラリアに勝利。監督から見た日本代表の強さ、印象は

ロドリゲス監督 良かったと思う。いいゲームでした。日本代表もしっかり戦っていた。引き分けと思われていた中で、交代で状況を変えたと思う。縦へのプレーが増えて、それが得点につながった。勝利に値した。右サイドのMF伊藤の仕掛けも良かった。

-過去にサウジアラビアで、コーチもしていたが、監督から何かアドバイスは

ロドリゲス監督 W杯に行けると思っている。サウジ戦はまだ見ていないが、当時の私が仕事をしていたころの選手はいる。彼らのレベルがどの位置にあるか分からない。日本代表にとって、重要なのは、ホームで勝つことが重要。ストレスの中で戦っていくが、最終的には1位、2位で終わると思う。