サンフレッチェ広島は、日本代表に初選出されたMF川村拓夢(23)が先制点をお膳立てする活躍を見せたが、浦和レッズに後半アディショナルタイムに逆転を許した。

試合後、広島のスキッベ監督は「65分までは自分たちの方がいいサッカーができていた。最後の30分ぐらいは浦和は選手交代を含めて圧をかけてきた。これまで、自分たちは最後の最後で勝利をつかんできたが、今日は逆に最後の最後で決められてしまう状況になった」と試合を総括した。

浦和が後半途中からFW興梠、リンセン、MF大久保と前線に交代選手を送り込み、敵陣へ押し込み続けた。広島も有効なカウンターを出せず、最後は守り切れなかった。指揮官は「あれだけの圧を受け、守るしかないという状況にされたのは間違いない。大事なのは次の試合でポイントを取る。早く回復して3ポイント戸ってくっついていけることが大事」と切り替えた。