上位2枠の全国総体切符を争うリーグ戦で、藤枝順心が白星発進した。聖カピタニオ女(愛知)に5-1で勝利。MF久保田真生(3年)が1得点2アシストの活躍を見せ、逆転勝ちに大きく貢献した。

久保田が、流れを変えた。先制を許して迎えた前半28分、DF大川和流主将(3年)の縦パスに反応。DFラインの背後に抜けだし、右足で同点弾を決めた。同33分には、ゴール前でフリーのFW辻沢亜唯(3年)に横パス。「自分が打つよりも得点の確率が高かった」と、冷静な状況判断で勝ち越し点を演出した。

前半で試合をひっくり返すと、チームは後半にも3点を追加。終わってみれば、快勝だった。試合終了間際に5点目もアシストした背番号「10」は「先制されても焦らず、相手を見て攻撃できた。うれしい」と笑顔。70分間、攻撃の要としての役割を全うした。

10年連続10度目となる東海女王の座を懸けて、18日は高田(三重)、帝京大可児(岐阜)との連戦に臨む。久保田は「試合の入り方を修正して、最初から自分たちのペースで相手を圧倒したい。内容にもこだわりながら優勝して、全国に行きたい」と表情を引き締めた。【前田和哉】