湘南ベルマーレの坂本紘司社長が6日、オンラインで取材に応じ、山口智監督への期待を示した。

現在チームはリーグ戦13戦勝ちなしの最下位と低迷が続いているが、「確実に右肩上がりで行くとは思っていない。良くなっている部分はある。つまずいている部分はある程度、想定していた。うまくいかない時期もあるだろうと思っている。その中でどれくらい積み上げがあるか」と今後のチーム状況に期待をした。

山口監督を起用した理由を問われると「トレーニングセッションを任せたときがあって、そこでの選手の反応であったり、選手が成長していた。すごく向上が見られた。チームとして積み上げてくれる指導者であると感じた事が大きかった」と説明した。

その上で、「彼が積み上げてくれた部分は間違いなくあると思います。本当に目標に対して、そこにたどり着くために今やらないといけないことを明確に提示している。要求も当然高い。できるようにならないといけないという、一貫したスタンスがある」と話した。

さらに山口監督がJリーグで初めて監督を務めることに触れて「彼も選手と一緒で、人材を成長させるのがクラブのフィロソフィー。一緒になって成長していってほしいということで毎日コミュニケーションをとってやっている」と改めて信頼を口にした。

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