J2藤枝FW渡辺りょう(26)が名誉挽回の1発を誓った。16日の磐田との「静岡三国決戦」に向け、14日は焼津市内で調整した。渡辺は磐田との前回対戦で後半14分に2度目の警告を受けて退場。数的不利となったチームはCKから決勝点を許し、0-1で敗れた。渡辺は「自分の退場が試合の結果に大きく影響を与えてしまった。悔しさを取り返せるのは直接対決しかない」と人一倍燃えている。
自身は直近3試合で無得点。1-4で敗れた前節甲府戦は攻撃の積極性を欠く内容だった。須藤大輔監督(46)が求めるのはゴールへの強い意欲で、「きれいに崩すだけじゃなくて、泥臭さも必要」。攻撃陣には相手の意表を突く大胆なプレーを要求。得点源としてチームを引っ張るエースも「怖さがあって初めてきれいなプレーにもつながる。強引にでも打っていきたい」と貪欲にゴールを狙うつもりだ。
本格的な夏の暑さの中でもコンディション維持に努めている。渡辺は1試合で2・5キロ体重が減ることもあり、体力の消耗も激しい。「夏はあまり得意ではない」としながらも、食事面などに気を使いながら生活しているという。磐田戦に向けても「しっかりといい準備をしたい」と意気込んだ。
相手は3位の難敵だが、負けられない。上位争いに食い込むためには勝ち点3が必至。渡辺は「この試合に勝つ意味は大きい。勝ち点1じゃなく、3を狙っていく」と宣言した。完全アウェーの敵地を黙らせる4試合ぶりのゴールでチームを勝利に導く。【神谷亮磨】



