今月ガンバ大阪に加わったばかりのFW土信田悠生(27)とMF角昂志郎が、コンアン・ハノイ(ベトナム)戦でそろって加入後初ゴールを決めた。

初先発となった土信田は、相手守備陣のフィジカルに苦しみながらも、最前線で体を張ってプレー。プレスにも果敢に走り、チームのスイッチ役となった。前半44分にFW山下諒也へ送った決定的なラストパスは得点につながらなかったが、後半13分に待望の瞬間が訪れた。相手ゴール前でボールをつなぎ、DF岸本武流から右の山下へパスが通ると、ゴール前でポジションを取り、山下からのピンポイントクロスを得意の頭で押し込んだ。「点を取るためにこのチームに来た。その覚悟で取るだけだった」。ゴールという求められる結果を残した仕事ぶりにうなずいた。

後半24分から途中出場した角は、3-1の後半アディショナルタイムにインパクト抜群の一撃を決めた。左サイドを抜け出してボールを運ぶと、ペナルティーエリア内でキレのあるシザースでDFをかわし、最後は左足でGKの股抜きシュート。「右後ろから相手が来ていて、縦しかないなと思った。小学生の頃からずっとやってきた形だった。遠藤コーチから『一発あるぞ、狙ってこい』と言われていて、あそこで勇気を持って自分らしいゴールを取ることができて良かった」。会心のゴールを笑顔で振り返った。

これまでに出番を得ながらも、思うような仕事ができず悔しさを味わっていた角にとっては、大きなきっかけになる得点となった。「初めての移籍で、しかも関西のチームで(笑い)、このエンブレムをつけてサッカーをしていても、まだ違和感があった。でも今日ガチッとはまった感覚があったというか、ガンバの一員して戦っている感じがあった。少し安心したというか、報われた気がした」。新戦力の2人がゴールという結果を残したことは、リーグ6戦未勝利と苦しんできたG大阪にとって大きなポジティブ材料。ここからの巻き返しへつながると期待させるものとなった。