東京ヴェルディが今季初勝利を挙げた。ホームのアビスパ福岡戦に3-1で勝利し、開幕から12試合目にして勝ち点3をつかんだ。
先制点は前半10分。MF斎藤功佑がMF新井悠太へ出した縦パスが前線に流れたところ、FW熊取谷一星が素早く拾って左足でシュート。前へ出たGK小畑裕馬の股間を抜けてゴールに飛び込んだ。
後半11分に追いつかれた。クロスボールから190センチFWポポに打点の高いヘディングシュートを打ち込まれ、1-1の同点とされた。
しかし後半29分に勝ち越し点を奪ったFW一美和成が前線に送ったパスを途中出場したMF松橋優安が巧みな体使いでボールとともにスペースへ抜け出し、GK小畑との1対1を冷静に右足でゴール右角へ蹴り込み、2-1とした。
直後の後半32分には競り合いながら福岡FW師岡柊生が右足シュート。無人のゴールに向かって転がったボールに対し、左DF溝口修平が決死のスライディングを敢行し、ライン上でクリアした。
初勝利に向かってチームは一致団結。福岡の猛攻を受けたが最後まで集中力を切らさず、体を張ったディフェンスで1点のリードを守っていく。
そして後半45分には溝口の左クロスから途中出場のFW寺沼星文がヘディングシュートをたたき込み、勝負を決めた。
今季は第1節の川崎フロンターレ戦で1-0でリードしながら、追加タイムの後半51分にクリアミスから失点。目前のところで勝利を逃すと長いトンネルにはまった。
城福浩監督をリーグ戦中断期の10月5日に解任。第9節以降は相馬直樹監督のもとで戦った中、サンフレッチェ広島、FC東京の上位陣にあえなく連敗。しかし第11節・横浜戦では2点のビハインドから土壇場で追いつき、次につながる勝ち点1を得た。これで息を吹き返したチームは中2日で迎えたこの日の福岡戦で、待望の勝ち点3を得た。



