政府は11日、サッカーくじの対象に関し、海外の試合にも拡大する改正スポーツ振興投票法を18日に施行することを閣議決定した。現在は、Jリーグなど国内の試合が対象となっている。

 今後、拡大の対象とする大会やリーグを文部科学相が指定し、11月末ごろには新たなくじが登場する見通し。文科省などは、W杯や、プレミアリーグなどを想定している。

 関係者からは、サッカーくじの売り上げ増により、2020年の東京五輪開催に向けた国立競技場の改築費などに充てられるとの期待も出ている。

 サッカーくじは現在、J1、J2に所属するチームの試合が対象となっている。