ワールドカップ(W杯)本大会メンバーに滑り込んだMF相馬勇紀(25=J1名古屋)が、大会前最後の実戦でいきなりアピールした。

この日は右サイドで先発。0-0の前半9分にMF柴崎の浮き球のパスに反応。DF裏へ飛び出して、後方からのボールを右足ジャンピングボレーでゴールに流し込んだ。

ただチームはその後、2点を失って逆転負け。相馬は試合後、「勝てないと悔しさが残る。最後の最後まで締めていかないとW杯では勝てない。反省して、しっかり切り替えて初戦に勝つ準備をしていきたい」と話した。

それでも後半は左サイド、最後はシャドーの一角とポジションを変えてプレー。W杯へ向けてさまざまな可能性を示した。「任されたポジションでやろうと思いましたし、3バックのシャドーはグランパスでも何回かやっているので。出たところで、その役割を果たせればと思いました」とフォア・ザ・チームを強調した。

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