ワールドカップ(W杯)カタール大会初戦を3日後に控える中、スペイン代表の7人が風邪をひいているとスペイン紙アス電子版が20日、報じた。

スペインは、23日に1次リーグ初戦でコスタリカと対戦する。この試合に向けてルイス・エンリケ監督が準備を続ける中、エアコンのせいで7人が風邪にかかったという。

これにより、エースのモラタが20日に行われた練習を完全には消化できなかったが、コスタリカ戦には問題なく出場できるとみられている。またルイス・エンリケ監督は以前、モラタ欠場の事態に備え、アンス・ファティ、アセンシオ、サラビア、ダニ・オルモがその代わりを務められることを公言していたため、たとえ回復が間に合わなくとも、大きな問題にはならないようだ。

一方、DFギジャモンは所属クラブのバレンシアで膝を捻挫した後にそのまま代表に合流し、1度もチーム練習に参加できていない。そのため来月1日の日本戦までに完治する可能性が低いと同紙は伝えている。

またスペイン代表では、すでにW杯メンバーに選ばれていた左サイドバックのガヤが代表での練習中に負傷したため、バルデが追加招集されている。(高橋智行通信員)