日本(FIFAランク24位)がコスタリカ(同31位)にまさかの敗北を喫し、決勝トーナメント(16強)進出が一転してピンチになった。

ABEMAで解説を務めた本田圭佑(36)は、試合後に「ポジティブに考えるしかない」と強調した。

ドイツに勝利し、連勝が期待される中、勝ち点0に終わった。「モチベーションをドイツ戦の前に持っていったほうがいいと思うんですよね。下馬評では予選敗退だったんで」と、現実を受け入れ、心を切り替える重要性を説いた。

第3戦では、強敵スペインが待ち構える。

「前から言ってましたけど、スペイン相手にはチャンスがあると思います。コスタリカからは7点取りましたけど、ハメれば勝てると思います」

そう力説したうえで、日本時間28日午前4時開始のドイツ-スペインについては、「スペインを応援します。ドイツには申し訳ないですけど、スペインに勝ってもらわないと」とし、ドイツ2敗、スペイン2勝の状況で第3戦を迎えることに期待した。

本田は23日のドイツ戦で解説者デビューし、2戦連続で日本代表の試合の解説を務めた。この日も「ファウルやろ!」「PKちゃう?」などの口調は健在。一緒に長くプレーしたことがない選手には「さん」を付けて呼ぶなど、自分なりのルールを設けて解説に努めている。