日本－スペイン戦での国歌斉唱に、戸惑いの声が上がった。
森保監督を中心に大きな口を開けて国歌を歌う日本に対して、スペインは誰も口を開けていない。SNS上には「歌わないの？」「長い前奏だと思ったら終わってた」「歌わないから勝った」などと驚きのコメントが並んだが、実はスペインの国歌「国王行進曲」には歌詞がない。
歌詞がない国歌を有する国は、イタリア半島の中東部に位置するサンマリノなどがあるが、世界的にみても珍しい。
18世紀に軍隊の行進曲として作曲。式典などに使用されるようになり、1942年に正式に国歌として採用された歴史がある。以降、何度か歌詞を付ける動きもあったというが、今に至るまで正式に採用されることはなかった。
これには「歌詞ないの初めて知った」「それは国“歌”ちゃうやん」などとコメントが寄せられていた。
