1次リーグE組を首位突破した日本(FIFAランキング24位)は、史上初の8強をかけ、前回準優勝でF組2位のクロアチア(同12位)と死闘を繰り広げ、PK戦の末に敗れた。

海外メディアは、森保一監督(54)の試合後の「6秒間」の行動に関心を寄せている。

韓国紙「ハンギョレ」は「ファンに6秒間90度あいさつ」との見出しで、サポーターへ深々と頭を下げる指揮官に注目。「日本ファンがいるスタンドへゆっくり歩いていった。胸に手を当てた後、90度ほど腰を深く曲げ、約6秒間、最後まで応援したファンに向けてあいさつをした」と、写真を添えて伝えた。

英メディア「VBET News」公式ツイッターも、「一流の人物」を意味する「CLASS ACT」との言葉で称賛。

スペイン紙「アス」電子版でも、同様に取り上げられた。「54歳の彼は、日本のファンが陣取るスタンドに近づいてお辞儀をし、チームへの無償の声援に感謝しようとした」とし、森保監督の礼儀正しい行動を、敬意を込めて報じている。