DFとしてカメルーン代表最多の137試合に出場し、メッス(フランス)やリバプール(イングランド)、ガラタサライ(トルコ)などでも活躍したリゴベール・ソング氏(40)が、脳卒中で意識不明の重体となっていると、仏レキップ紙など複数の海外メディアが報じた。

 カメルーンの首都ヤウンデの自宅で倒れ、すぐに病院に搬送されたという。ソング氏に向け、代表の元同僚、サミュエル・エトー(35)は自らのツイッターに「大きな勇気で病を乗り越え、すぐに良くなることを祈っている」と記した。

 ソング氏は94年米国大会、98年フランス大会、02年日韓大会、10年南ア大会と4度のW杯に出場。アーセナルやバルセロナでプレーしたアレックス・ソング(29=ロシア1部ルビン)のおじとしても知られている。15年からチャド代表を率いていた。