サッカーの26年W杯の出場チームが、現行の32から48に増えることになった。

 26年W杯出場枠増加を受けて、世界で賛否両論が入り乱れている。各国メディアが、関係者のコメントを報じた。

 カフー氏(元ブラジル代表) 一方的な展開が目立っては、サッカー界の発展にならない。

 ロベルト・カルロス氏(元ブラジル代表) 世界最高峰のW杯で、レベルの高いサッカーが保たれるかは疑問だ。

 レーウ監督(ドイツ代表) 純粋にスポーツ面からみると、全くいいものがない。フランスで開催された欧州選手権(16カ国から24カ国に増加)でもクオリティーアップには結びついておらず、むしろ反対だった。タフな試合が増えた。車輪を回しすぎるべきではない。

 ルンメニゲ氏(Bミュンヘン代表取締役) スポーツ的な理由ではなく、政治的な理由で、そして相当な政治的プレッシャーによって決断された。

 バラック氏(元ドイツ代表) FIFAによる無責任な決断。サッカーへの攻撃だ。