元イタリア代表でラツィオなどで活躍したステファノ・フィオーレ氏(42)が、16日にローマ市内の道路で前の車に追突し、追突された車に乗っていた22歳の男性が死亡するという事故が起きた。22日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 2011年に現役を引退し、今はテレビの解説をしているフィオーレ氏は、過失致死の疑いで取り調べられる。この事故に巻き込まれた車は5台で、負傷者は計12人。今後、死亡した男性がシートベルトを着用していたか、フィオーレ氏の運転していた車が時速何キロで走っていていたかなどが調べられる。

 フィオーレ氏からはアルコールは検出されていないという。同乗していた妻と2人の娘は軽いけがを負った。