中国サッカー協会が、中国スーパーリーグに海外のスター選手が大量に加入することを抑制し、自国の選手育成を促すため、クラブが選手獲得のために支払う移籍金が一定以上の場合、同額をサッカー協会に納める制度の導入を決めた。22日、AP通信が報じた。

 海外から663万ドル(約7億3600万円)以上の移籍金で選手を獲得した場合、同額を中国サッカー協会の若手育成基金に支払うことになる。

 また、中国選手についても移籍金が300万ドル以上の場合は同様の負担が発生するという。

 過去には上海上港がブラジル出身のオスカルやフッキを、それぞれ6千万ユーロ(約74億4千万円)を超える移籍金で獲得した例がある。