ドルトムントはFWピエールエメリック・オバメヤンに移籍期限を設けると、16日の独紙ビルトが報じた。

 オバメヤンの中国移籍はなくなったが、次はイングランド王者のチェルシーが6500万ポンド(約98億2000万円)でオファーを出したと、英紙ミラーが報じた。オバメヤンはテレビインタビューでチェルシーのアントニオ・コンテ監督と話をしたと語った。ミラー紙はさらにドルトムントがオバメヤンの代役として、アーセナルのフランス代表FWオリビエ・ジルーの獲得に動いているとも報じた。

 ドルトムント代表取締役ハンスヨアヒム・バッツケはベルト紙日曜版のインタビューに「今後数日間は待つつもりだ。だがそれ以上は待たない」と期限を設けたことを明かした。また「アウバ(オバメヤン)にはこう伝えた。『いつか君が移籍を希望し、そのクラブが我々の条件を満たす準備ができていたら、我々のところに来なさい。それについて話をしよう』。だが我々は彼にこうも伝えた。『もちろん期限はある』と。そしてその期限はそろそろ訪れる。(移籍となれば)後任となる選手を探さなければならない。それは困難から不可能というレベルのものだ。私にとっては彼が残留してくれるのが一番だ」と話した。