バルセロナのバルトメウ会長がFWメッシの延長について2紙で異なるコメントをしていると、5日のスペイン紙アスが報じた。

 同紙によると、バルサはここ数年の中で最悪な夏を過ごした。ネイマールの離脱、補強の失敗(コウチーニョを獲得できず、デンベレ違約金支払いすぎ)、戦力外選手の残留と良いニュースがなく、バルトメウ会長にとってこれ以上悩みのタネを増やしたくないところだが、メッシ、イニエスタの契約延長の問題も抱えている。

 同会長はカタルーニャ紙のスポルトとムンド・デポルティボのインタビューを受け、メッシの契約延長について語ったが、2紙で違う話をしており、新たな混乱を呼んでいる。スポルト紙には「メッシは契約延長にサインをしているし、近いうちにフォトセッションを行うだろう」と語ったが、ムンド・デポルティボ紙には「サポーターはメッシについて心配しなくてもいい。父親は契約延長にサインをしている」と、選手本人ではなく代理人である父親からサインをもらっているとコメントしている。