スペイン警察はスペイン3部リーグ、同4部リーグで行われた八百長に関する一斉取り締まりを19日に開始し、24人を逮捕したと、20日のスペイン紙マルカが報じた。

 今回の八百長の首謀者は元選手2人で複数の仲介者がいるとのこと。捜査は中国にまで及び、首謀者は同国のインターネットのブックメーカーとコンタクトがあったといわれている。検察当局は八百長が行われた試合は2016年8月の3試合と断定している。

 その中の試合で、ある選手がCKの数を的中させて5000ユーロ(約67万5000円)を獲得しているという。同選手はチームメートの1人に対してCK数の操作の誘いをしているとも。試合の数日前にスポーツバルの中でキャプテンに知られないようにするために3000ユーロ(約40万5000円)を手渡したとも伝えた。