FW武藤嘉紀が所属するマインツはアウェーでMF長谷部誠、MF鎌田大地が所属するフランクフルトに0-3で敗れ2連敗で、降格プレーオフ圏の16位は抜け出せなかった。

 武藤はベンチスタートで、0-3とリードされた後半10分からFWウジャと交代で出場。ゴール前でチャンスが来るのを狙っていたが、ボールがほとんど届けられず、ボールコンタクト頻度も非常に少なかった。

 2試合連続で先発を外れた武藤だが、「下を向いたらそこで終わり。監督もそういうのを見ていると思う。とにかくポジティブに行くしかない」と前を向いた。

 日本代表では昨年11月に続き今回も選出されなかった。「辛くないって言ったら嘘。代表で日の丸を背負えることがどれだけ重要なことかっていうのは知っています。自分のベストを尽くして、いい結果を出して呼ばれなかったらしょうがない。W杯のためにサッカー選手になったわけではないし、W杯が無くてもこれからサッカー人生は続く。諦めることもないし、とにかくひたむきにがむしゃらに最後まで粘りますけど、まずはやっぱり自分自身のゴールとマインツの残留にすべてをかける。そこから見てみたいなとは思います」。