今季限りでの退任が決まったアーセナルのベンゲル監督がサポーターを批判したと、23日の英紙サンが報じた。退任発表後、同監督は初めて口を開いた。

 「ファンは、団結しているというクラブのイメージを見せることができなかった。苦痛だった。このクラブは世界で尊敬されてるクラブだと思っている。でも私たちのイメージはそうしたものからはかけ離れていた。ファンに対して怒っているわけではない。ファンがハッピーではなかったのは理解できる。それを受け入れることはできるよ。スポーツは勝つか負けるかだ。でも私にとっては勝ち負けだけではなかった。世界からどのように見られているかもあった。アフリカ、中国や米国の子供がサッカーをしている。夢は子供たちのためにつくられるべきだし、クラブにはその責任がある」と話した。