ラツィオがインテルミラノを1-1からのPK戦の末に破り、3季連続の4強進出を決めた。

0-0のまま90分を終え、試合は延長戦に突入。後半4分にFWインモビレがFWカイセドとのパス交換でペナルティーエリアに進入し、対峙(たいじ)する相手DF2人の間を抜く巧みな右足シュートをゴール左へ決めてようやく均衡を破った。しかし、勝利目前の同ロスタイムにMFミリンコビッチサビッチがDFダンブロージオを倒してPKを献上。これをFWイカルディに決められ土壇場で追いつかれた。PK戦ではともに2番手が失敗し、3-3で迎えた5番手で、インテルミラノMFナインゴランの中央へのキックをGKストラコシャがセーブ。ラツィオはMFルーカスレイバがきっちりと決めて勝利を手にした。

ホームアンドアウェーで行われる準決勝ではACミランと対戦する。第1戦は27日、第2戦は4月24日。準決勝のもう1試合はアタランタ-フィオレンティナ。一発勝負の決勝は5月15日。