スペインリーグのハビエル・テバス会長が「メッシなきリーグ」への心づもりがあると示唆した。英BBC電子版が報じた。

同会長は移籍問題がメディアをにぎわせているバルセロナのアルゼンチン代表FWメッシについて「スペインリーグに残ってほしい」とした上で「ネイマールがバルサから去っても、ロナウドがレアルから去っても、リーグは変わらなかった」と説明。パリ・サンジェルマンに移籍したネイマール、ユベントスに移ったクリスティアーノ・ロナウドを引き合いに出し、メッシなき後のリーグ運営に自信を見せた。

一方、テバス会長はメッシがプレミアリーグを選ぶ場合には、元バルサのグアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティーに移籍するだろうと予想。「メッシ獲得の話をしているのは(金銭面で)ルール無視のシティーだけだろう。彼らが何度もそれをやる度に私は非難してきた。けた違いに金満な彼らは新型コロナにも、その他のことにも影響されないだろう」と皮肉った。

ただBBCはマンCもコロナの影響を受けており、最新の移籍市場では投資額を3100万ポンド(約42億5000万円)に制限されたと記している。