ポルトガル1部サンタクララは7日、J1川崎フロンターレMF守田英正(25)と3年半の契約で合意したと発表した。8日からチーム練習に合流する。

公式サイトでは「ボール奪取に並外れた能力があり、パスの精度も高く、無私無欲でチームに貢献する選手」と紹介されるなど、期待の高さを示した。

守田は大阪府出身で金光大阪高、流通経大を経て18年に川崎F入り。プロ3年目の昨季に初のベストイレブンを受賞。序盤こそベンチスタートが多かったが、シーズン途中に「アンカー」と呼ばれる中盤の底のポジションで定位置をつかんだ。ボール奪取能力や体の強さに加えて、正確な縦パスも武器で川崎FのJ1最速Vに貢献した。日本代表では18年9月に行われたコスタリカとの国際親善試合でデビューし、国際Aマッチ3試合に出場している。

サンタクララは昨季9位で、今季は7位につけている。