6日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝マンチェスターC-ドルトムント戦後、ルーマニア人のオクタビアン・ソブレ副審が、ドルトムントのノルウェー代表FWハーランドにサインを求めたことが職業倫理に反すると波紋を呼んでいたが、同副審の友人が真意を説明した。英BBC電子版が報じた。

ソブレ審判の友人によると、ハーランドのサインが書かれたイエローカードとレッドカードは、オークションにかけられる見通しだという。「幼稚園の時のクラスメートだったオクタビアンが、そのレッドカードとイエローカードを我々の自閉症センターに寄付してくれました。崇高な目的で使わせてもらうつもりです」。オークションの収益は同施設の運営費にあてられるもようだ。