ポーランドがスペインと1－1で引き分け、今大会初の勝ち点を獲得し、第3戦のスウェーデン戦に決勝トーナメント進出の望みをつないだ。

前半25分にモラタに先制を許したが、後半9分、右クロスにエースFWレバンドフスキが頭を合わせて同点に追いついた。終盤はスペインの波状攻撃にさらされる場面もあったが、GKシュチェスニの好守もあってしのいだ。

レバンドフスキは「いい試合だった。もちろん守りにも攻めにもいくつかミスはあったが、（1－2で敗れた）初戦スロバキア戦よりは格段によかった。スペイン相手には守備に集中しなければならないと思っていて、それはとてもうまくいった」と、興奮しがちな初戦に比べて落ち着いていたようだ。

ポーランドは勝ち点1でE組最下位ながら、まだ同組4チームすべてに16強進出の可能性が残る。DFグリクは「僕らにとって、この大会は始まったばかり。ちょっと遅れたけど、やっと始まった」と、巻き返しを誓う。

また、この日MFコズロフスキが後半10分から途中出場し、17歳246日で欧州選手権史上最年少出場を果たした。

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