現在ブンデスリーガ11位と低迷し、米国人のマーシュ監督を解任したライプチヒは、シャルケなどを率いてきたドメニコ・テデスコ氏(36)を新監督として迎えると発表した。

ライプチヒは3日のウニオン・ベルリン戦に1-2で敗れた後、相互の同意のもとマーシュ監督との契約を解除。2-1で勝利した7日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ・マンチェスターC戦はコーチから昇格したバイアーロルツァー暫定監督が指揮を執っていた。

テデスコ氏は17~19年にシャルケを率いた後、ロシア1部スパルタク・モスクワを昨季まで2シーズン指揮した。

テデスコ氏はイタリア人の両親のもと、イタリア南部ロッサーノで生まれ、2歳の時に家族でドイツに移住。偶然にもテデスコという名前はイタリア語で「ドイツ人」の意味があるという。

プロ経験はないが、17年3月に2部アウエの指揮官に就任すると、同クラブの3部降格を阻止。17-18年シーズンからシャルケを率いることが決まった時はまだ31歳で、そのシーズンにクラブをブンデスリーガ2位に導いた。