チェルシーのトーマス・トゥヘル監督(48)が、今冬の移籍期間にバルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレと連絡を取った事実はないと説明した。

英メディアでは、チェルシーがデンベレ獲得に興味を持っていると報じられていた。

デンベレは今年6月で満了となるバルセロナとの契約の延長を拒み、クラブでは戦力外扱いとなっている。トゥヘル監督はドルトムント時代にデンベレを指導しており、チェルシーが獲得に乗り出すのではと報じられていた。

トゥヘル監督は4日、メディアに対し「ウスマンとは連絡を取っていないし、この冬、我々の間に接点はないよ」と話した。

その上で「(選手獲得のない)静かな移籍期間に満足している。静かなのが1番だ。何人か獲得しようとしたし、アイデアもあった。でも結局、今いる選手でいこうということになった。私はそれでハッピーだ」と現有戦力に満足していると強調した。

チェルシーは5日のFA杯4回戦で3部プリマス・アーガイルと対戦する。ロフタスチーク、リース・ジェームズ、チルウェルが故障中で、米国代表プリシッチとブラジル代表チアゴシウバは代表活動から戻ってきたばかりでチーム練習には参加していない。