不動産開発で財をなした英国人のニック・キャンディー氏が、チェルシー買収へ向けた正式オファーを準備していると、英デーリーメール電子版が報じた。

正式オファーは今週末までに出される見通しで、25億ポンド(約3970億円)を提示するとみられる。また15億ポンド(約2380億円)で本拠地スタンフォード・ブリッジを建て替えるプランも提案するもようだ。

4歳の時から同スタジアムでチェルシーを応援してきたキャンディー氏はオファーにあたり、米国人投資家とタッグを組む予定。現在、何人かと交渉中だという。

キャンディー氏が提示する予定の25億ポンドは、チェルシー売却の意向を示しているアブラモビッチ・オーナーが求めているといわれる30億ポンド(約4760億円)には少し足りない。

だが英国政府からの経済制裁が迫っているロシア人の同オーナーは早急にクラブを売りたがっており、25億ポンドという数字には十分な説得力があるという。

キャンディー氏の広報担当者は「ニック・キャンディー氏は、チェルシー買収のいくつかの選択肢について積極的に模索しています。どのようなオファーをするにしろ、他のグループと共同で行う見通しです。そして我々は海外のいくつかのパートナーから真剣に関心をもたれています」などと話した。

ここまでチェルシー買収に興味を示していると報じられてきたのは米国人が中心。米大リーグ・カブスの筆頭オーナーであるトム・リケッツ氏や、米アメフトNFLジェッツのオーナーであるウッディー・ジョンソン氏、クリスタルパレスの株主でもあるジョシュ・ハリス氏らだ。

また大リーグ・ドジャースと米NBAレイカーズの共同オーナー、トッド・ボーリー氏はスイス人実業家ハンスユルグ・ビース氏と組んですでに正式オファーを出している。