ブラジルの新エース、レアル・マドリードFWビニシウス・ジュニオール(21)が、日本代表DF長友佑都(35=東京)の「違い」を口にした。

7日、都内で装飾品などを扱うゴールデンコンセプト社のアンバサダー契約を締結。イベント後のインタビューで、前日6日に行われた日本代表(1-0)との親善試合で対峙(たいじ)した長友について聞かれ、「試合前にすごく知っていたわけではない。試合が始まって、この選手は違うなと。記憶に残ってます」と言及。35歳という年齢を聞かされると、「年齢は知ってて。だからこそ、この選手は違うなと。スタミナもそう、激しい試合に耐えられる体力もすごい」と評した。

長友は11月のワールドカップ(W杯)カタール大会での代表入りへ、当落線上の争いを続ける。ブラジル戦ではこれまでと逆サイドの右サイドバックで先発。欧州チャンピオンズリーグ決勝での決勝弾など、世界のトップ選手の一人として大注目の相手に対峙(たいじ)し、奮闘した。

試合後には「生きるか死ぬかの戦いですけど、今日は特に、守備が出来なかったり1対1で負けていたら世界では通用しない、終わりだ、という気持ちで臨んでいた」と明かしていた。その覚悟が、ビニシウスにも「違い」として伝わったのかも知れない。