バルセロナがセビリアのフランス代表DFジュール・クンデ(23)を獲得することで合意したと、スペイン・スポルト紙電子版が27日に報じた。

移籍金5000万ユーロ(約70億円)+出来高1000万ユーロ(約14億円)で、間もなく発表される見通し。クンデ本人とも27年までの5年契約で合意済みだという。

クンデについてはチェルシー移籍が間近という報道も出ていた。しかし最終的にクンデ自身がバルセロナでのプレーを希望したことが決め手となった。

クンデは19年夏にボルドーからセビリアに移籍金2500万ユーロ(約35億円)で入団。以降の3シーズン、公式戦134試合に出場し、9点を記録した。

クンデが加入した場合、バルセロナにとってコートジボワール代表MFケシエ、デンマーク代表DFクリステンセン、ブラジル代表FWラフィーニャ、ポーランド代表FWレバンドフスキに次ぐ今夏5人目の補強となる。(高橋智行通信員)