バルセロナが新加入選手を登録するため、再び金銭的テコ入れを行った。

選手たちの映像や音声などのコンテンツを制作する「バルサ・スタジオ」の権利の24.5%を、「Socios.com」に1億ユーロ(約140億円)で売却した。

複数の海外メディアによると、すでにバルセロナの会員から49%までは売却できるという許可を取り付けているという。そのため必要であれば、さらに24.5%を売却する可能性がある。

ESPN電子版によると、バルセロナは今夏、FWラフィーニャ、FWレバンドフスキ、DFクンデの獲得に1億5000万ユーロ(約210億円)を投じ、DFクリステンセン、MFケシエを移籍金なしで加入させた。

スペインリーグのサラリーキャップ制度によって、バルセロナは現時点でも新加入選手の登録ができない状態。既存の戦力外選手の放出を急いでいる。

セルタへ移籍するミンゲサに続き、クラブは米国遠征へ参加しなかったネト、リキ・プッチ、ウムティティ、ブライトバイテの去就についても早期決着を図りたい意向。ピャニッチ、デスト、デパイ、デヨングへの他クラブからのオファーも引き続き検討する構えを見せている。