プレミアリーグのチェルシーが、本拠地スタンフォードブリッジで行われた14日のトットナム戦で、相手の韓国代表FW孫興民(30)に対してスタンドのファンから人種差別的言動があったとして調査を行っていることを明らかにした。

孫興民は同試合の後半、CKを蹴ろうとした際に差別的なヤジやジェスチャーを受けたという。

チェルシーは声明を発表。人種差別について「本当に忌まわしいこと」と断言。「チェルシーはこれまでも人種差別を絶対に許容しない姿勢を鮮明にしてきました。しかしいまだにこのような愚かな人間が“自称ファン”としてクラブに関わっています。それはチェルシーFC、コーチ陣、選手たち、スタッフ、そして“真のファン”を恥ずかしい気持ちにさせます」

「我々は事件を調査しており、もし個人が特定されれば、クラブはもっとも強い対応を取るでしょう」

「チェルシーや、その他のどんなコミュニティーであっても、人種差別が存在できる場はないのです」などと記した。