レアル・ソシエダードがスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(22)の移籍でニューカッスルと合意したことを26日に発表した。

クラブは合わせて、この契約には目標達成による出来高ボーナスと、ニューカッスルがイサクを将来、他クラブに売却した場合、その移籍金の一部を受け取る条項が含まれていることを明かした。

スペイン・マルカ紙はイサクの移籍金について、7000万ユーロ(約98億円)+出来高500万ユーロ(約7億円)だと報じた。この金額はRソシエダード史上最高の選手売却額。ニューカッスルにとっても獲得選手の移籍金としてはクラブ史上最高額となっている。

Rソシエダードは現在、イサク退団に加え、オヤルサバルとカルロス・フェルナンデスが負傷中。FW陣が手薄の状況を考慮し、新たなセンターフォワード獲得に動いているという。候補としてムサ・デンベレ(リヨン)や期限付き移籍で昨季Rソシエダードに所属したセルロート(ライプチヒ)などが挙がっている。今夏の移籍市場は9月1日に閉まる。(高橋智行通信員)