ウェールズサッカー協会は9日、64年ぶり2回目のワールドカップ(W杯)に臨むウェールズ代表のカタール大会メンバーを発表した。元レアル・マドリードFWガレス・ベイル(33=ロサンゼルス)やMFアーロン・ラムジー(31=ニース)らが選出された。ベイルは主将を務める予定。

ベイルは今季、負傷に悩まされ先週のカップ戦で得点を決めて以降、大会の準備のために帰国している。ロバート・ペイジ監督は、ベイルのコンディションへの懸念を払拭(ふっしょく)し「心配はしていない。大事な場面で、彼はいつも生き生きと、そして楽しそうにプレーする。それは間違いありません。彼はすぐに試合に影響を与えるし、対戦相手の監督も彼の名前を見ればすぐにわかる。ガレスのような選手は、常に結果を出してくれるからこそ、その力を発揮できる」と強調した。

ウェールズは、グループBでイングランド、アメリカ、イランと同組。代表メンバーは以下の通り。

▽GK ウェイン・ヘネシー(ノッティンガム・フォレスト)、ダニー・ウォード(レスター)、アダム・デイヴィス(シェフィールド・ユナイテッド)

▽DF ベン・デイビス(トッテナム)、ベン・カバンゴ(スウォンジー)、トム・ロッキャー(ルートン・タウン)、ジョー・ロドン(レンヌ)、クリス・メファム(ボーンマス)、イーサン・アンパドゥ(スペツィア)、クリス・ガンター(ウィンブルドン)、ネコ・ウィリアムズ(ノッティンガム・フォレスト)、コナー・ロバーツ(バーンリー)

▽MF ソルバ・トーマス(ハダースフィールド)、ジョー・アレン(スウォンジー)、マット・スミス(MKドンズ)、ディラン・レビット(ダンディー・ユナイテッド)、ハリー・ウィルソン(フラム)、ジョー・モレル(ポーツマス)、ジョニー・ウィリアムズ(スウィンドン)、アーロン・ラムジー(ニース)、ルービン・コルウィル(カーディフ)

▽FW ガレス・ベイル(ロサンゼルス)、キーファー・ムーア(ボーンマス)、マーク・ハリス(カーディフ)、ブレナン・ジョンソン(ノッティンガム・フォレスト)、ダニエル・ジェームス(フラム)。